真正仏舎利を本尊とし、釈尊直税の成仏法を修行する阿含宗関東別院

阿含宗の社会貢献活動と東海本部の事例

  • 2016年05月9日

桐山靖雄が開創した「阿含宗」は、釈迦が直説した法典とされる阿含経をよりどころにする宗教法人です。日本国内に浸透している経典は、大乗仏教を代表とする大乗経典ですが、じつは同経典は釈迦がお亡くなりになってから創作されています。もちろん釈迦の教えが説かれている点においては共通しているものの、やはり直説ではありません。そのため現時点において阿含経は、釈迦の教えがすべて説かれている唯一の経典となっているのです。

とりわけ「成仏法」の有無は大きな違いに挙げられます。成仏法とは、釈迦になるための教えおよび法のことです。大乗経典はこの成仏法が説かれておらず、哲学や倫理などを教えるものという側面が強くあります。一方で阿含経典は仏教の本来の目的である、成仏のための修行法が細かく説かれています。創始者である桐山靖雄は、本来の目的が説かれていない大乗経典に疑問を呈し、仏教の目的を真摯に受け入れるため、達成するために阿含経典を採用したのです。

阿含宗は阿含経典のもと、「教育こそ人間形成の根幹」という考えを持っています。その一環として同教では、青少年への教育支援をおこなっています。とくに教育を受けたいのに受けられない環境にいる青少年を対象にした、海外支援への取り組みは精力的です。たとえば、インドやスリランカに教育募金を設立したり、タイの小学校にソーラーシステムを寄贈したり、ブータン王国に教育基金を援助したり、その活動は多岐にわたります。

また宗教教団として、社会と文化に寄与することも重要だとする貢献活動も盛んです。こちらの場合は、アフリカ飢餓基金に寄付をしたり、フィリピン・ルソン島大地震のお見舞いをしたり、日本糖尿財団に寄付をしたりした実績があります。宗教教団が世界平和を願うのは当たり前、しかし具体的な貢献活動が伴わなければ意味がない、そのような考えで社会文化活動にも取り組んでいます。

もう少しミクロな話になると、阿含宗は日本国内に複数の本部と道場を構えており、それぞれで地域に根付いた活動を続けています。一例として龍神赤不動明王を本堂内陣に奉る「東海本部」の活動を取り上げると、2016年3月には星を奉るイベント「星まつり」の参拝者に向けた特別講演を開催。東海本部では例年、バスツアーなども企画していることから、一般参加者にもさらなる法縁をつけてほしいとの願いからおこないました。ほかにも東海本部が統括する道場にて、多くのひとびとを救う「文殊菩薩護摩法要」も開催しており、その取り組みはまさに社会貢献。今後の取り組みにも期待が高まります。